変形性膝関節症

変形性膝関節症の治療

変形性膝関節症とは膝の軟骨が減ってしまうことによる炎症で
65歳以上の高齢者に多いですが、
膝の痛みや水がたまったりするなどの症状が起こります。

 

変形性膝関節症も老化のひとつと言えますが、
膝の痛み対策として、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどの
サプリメントを摂取している人も多いのではないでしょうか。

 

しかしヒアルロン酸を口から摂取しても
ヒアルロン酸は体のあちこちで必要な物質であり、必ずしも膝で合成されるとは限らず、
意味がないようです。

 

ならばお医者さんに行って直接膝にヒアルロン酸の注射をしてもらえば?

 

実際に私も膝の水を抜いてもらったり、ヒアルロン酸を注入してもらったりしました。
抗炎症剤を飲んだこともあり劇的によくなった経験があります。

 

ところがショックな事実が・・・・。

 

「アメリカ整形外科学会がヒアルロンサン酸を推奨しない」

 

となったそうです。

 

臨床試験では
ヒアルロン酸注入により変形性膝関節症が改善されたという結果にはならなかったようです。

 

結局、膝を良好に保つためには体重を減らすこと、無理のない有酸素運動をたくさんすること、
つまり、膝への負担を減らし、運動することによって、筋肉量の低下を防ぎ、血行をよくしておく、
ということが大切なようです。