消費カロリーと基礎代謝

消費カロリーの話

ダイエットをするためには食事などで入ってくるカロリーより
消費するカロリーの方を多くしなければなりません。

 

消費する方のカロリーについてですが、
消費カロリーは何が何でも運動で消費しないといけないというわけではないのです。

 

家事をしたり仕事をしたり、運動をしたりして消費するカロリーは
2割ぐらいしかありません。

 

7割が基礎代謝による消費カロリーです。
1割は食事をする時に汗が出たり、内臓が活発化するときに消費されます。

 

つまり大半が基礎代謝によってカロリーが消費されています。
基礎代謝とは寝ていても何もしていなくても消費されるエネルギーで
呼吸をしたり、内臓や脳や筋肉など各器官が生命維持のために使っているエネルギーです。

 

基礎代謝の4分の1が筋肉で消費されるので
筋肉量が基礎代謝量に大きく関係しているということがわかります。

 

 

運動などで消費するカロリーというのは思ったほど多くありません。

 

ウォーキング10分で30キロカロリー
ジョギング 10分で60キロカロリー
ラジオ体操 10分で40キロカロリー

 

ほどです。

 

運動するとちょっと痩せたような気になりますが、実は水分量が減っただけで
脂肪は申し訳程度しか減っていません。

 

1キロの脂肪を運動によって落とそうとしたら7000キロカロリー分の運動が必要です。
ウォーキングなら39時間も続けなくてはならないのです。

 

運動で脂肪を落とすというのはなんだか気の遠くなるような話ですね。

 

 

基礎代謝量を上げるということがダイエットでは大切です。
つまり筋肉量を増やすということです。

 

筋肉の70%が下半身についています。
基礎代謝量をアップして、ダイエットを成功させるためには
積極的に下半身の筋肉を鍛えるのが有効です。